米国株運用を中心とした運用ブログ

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NVIDIAの次、もう始まってる!すぐ準備して!投資戦略を徹底分析!AI&半導体後のリーダー銘柄のポイントチェック!

NVIDIAの次、もう始まってる!すぐ準備して!投資戦略を徹底分析!AI&半導体後のリーダー銘柄のポイントチェック!

動画はこちら。(動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

あるころうのNISA投資チャンネルです。

今週はエヌビディアが指数引っ張りましたね。
そろそろエヌビディアの次のAI関連銘柄もパフォーマンスを整理して、投資先を見定めたいと思います。今日は、複数の候補を比較して、リーダー銘柄を分析するのでぜひ見ていってください。

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エヌビディアなどのAI関連銘柄は、半導体そのものから、ソフトウェア、データセンターなどのインフラや、提供するサービスへと広がってきています。
そこで、今回はこれらの銘柄を整理して、長期チャートから、直近のチャートまでの動きを見ていき、傾向を分析してみようと思います。

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セクターを整理すると、「AIインフラ&半導体」では、2024年にエヌビディアを筆頭に注目されました。
エヌビディアの他にも台湾セミコンダクター、ブロードコム、マーベルテクノロジーは過去 1年好調でした。

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データセンター、インフラ関連は時価総額の大きい企業と一部の企業でティッカーEQIXのエクイニックスは、AIを活用する企業が、クラウドとオンプレミスを接続するハイブリッドクラウド環境を構築する時に、データセンター接続サービスを提供しており、このようなサービスの中核を担っています。

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AIソフトウェア、サーズを提供する企業では、ダントツのパフォーマンスだったパランティアや、大事故を起こしながらも1年パフォーマンスが上々だったクラウドストライクがあります。

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AI搭載ハードウェア関連は、アップル、テスラ、クアルコムなどの大手企業以外にも、ティッカーMBLYのモービルアイが、運転支援システム ADAS(エーダス)を開発しています。ただ株価のパフォーマンスは良くないので今回は取り上げていません。

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AI活用消費者向けサービス銘柄としては、スポティファイ、レディットが好調でした。
これらが提供するサービスを見ると、AIバブルは設備投資だけで高騰していて、活用できていないような論調から、徐々に活用へ広がっていっているように感じますね。

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それではエヌビディアからアフターNVIDIAのAI関連銘柄は、過去1年どうだったのか、チャートで見ていきます。

1年だとダントツでパランティアが成長しており、400%に届きそうでです。マイクロストラテジーは、昨年11月20日に高値をつけて以来、下落していますが、1年チャートだと2番手につけています。
レディットは、パランティア同様上り調子で、289%の成長で3番手。
スポティファイが161%の成長で4番手につけています。
1年チャートだと2024年後半は勢いの落ちた、エヌビディアは、5番手となっています。ただ、それでも87%を超える成長でした。

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3ヶ月チャートにすると、スーパーマイクロが149%を超える急成長を見せていますが、ボラティリティが大きいです。

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直近の年初来チャートを見ると、パランティア、スーパーマイクロが60%程度の上昇を見せ、アリババ、スポティファイが40%を超え、クラウドストライクが30%超え、年初来10%以上の成長で見ると、メタ、スノーフレーク、レディット、ティッカーDE、ジョンディアのディアアンドカンパニー、マイクロストラテジー、クアルコム、アクセンチュア、パロアルト、シスコが並びます。

ニュースチェック

それではニュースチェックです。

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15日 ブルームバーグ「ウォール街トレーダーは恐れ知らず、関税脅威でもパニックにならず」
という見出しによると、
今週、関税やインフレ、米金融政策に関するヘッドラインが相次ぎましたが、ウォール街のトレーダーたちは動じることなく冷静に対応しました。
債券や株式市場で一時的な動揺が見られたものの、セッションが進むにつれて落ち着きを取り戻し、市場の混乱は最小限に抑えられています。
理由として2022年の市場下落で、現金化した投資家が大きな損失を被った経験が教訓となり、
また、資金の流動性の存在があり、大型株から他のセクターへ資金をシフトする動きが続いており、これは強い購買意欲の現れです。
関税やインフレなどの不確実性が残る中でも、ウォール街は過去の経験を活かして冷静に対応。リスクオンの姿勢は揺らいでいないことが明らかになりました。

経済指標とセンチメントチェック

今週の経済カレンダーの重要な指標を見ていきます。

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12日水曜日~13日木曜日にパウエル議長の証言がありました。
追加利下げに動く前に辛抱強く待つ考えを示唆。労働市場は「顕著なインフレ圧力の要因にはなっていない」とのことで、利下げの見通しは後退しています。

同日12日にCPI消費者物価指数、コアCPIが発表されました。コアCPI前年比は、前回3.2%、予測3.1%のところ、結果3.3%でした。
コアCPIは、エネルギーと食品の影響を除いたCPIで、経済の基礎的な物価上昇を見極めるための重要な指標です。
低下を見込んでいた予測から、結果が逆だったため、市場に動揺が走り一時 指数が下落しました。

13日 木曜日は、PPI「生産者物価指数(前月比)」が発表されました。
前回0.5%、予測0.3%のところ、結果0.4%でした。こちらも、予測よりも高くインフレ再燃が現実的になってきました。

14日金曜日 小売売上高前月比が発表されました。
前回0.7%、予測ー0.1%のところ、結果-0.9%でした。物価が上昇を見せた後、消費動向がマイナスとなっておりますが、大規模火災などの一時的な影響とも考えられ、指数への影響は結果的にみられませんでした。

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続けて株式市場の状況を見ていきます。
株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、
先週39のフィアを示していたインデックスは、現在44のフィアとなりました。

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イールドカーブはプラス圏で、先週の0.20から、現在0.21で、横ばいです。

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今週は投資家心理はフィアを維持していますが改善傾向、インフレ懸念から利下げ期待は後退しているものの、市場は強く先週の全体的な恐怖感から脱し、総じて市場は中立的といえます。

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フェドウォッチツールを確認します。最初の利下げ予測が過半を超えるのが、先週は6月18日FOMCと予測されていましたが、今回は、7月30日に予測が後退しました。また、もう1段階の利下げ予測が過半となるのは、先週は2026年1月開催のFOMCでしたが、今回、2026年4月まで後退しました。この予測も、わずかに50%を上回っているだけなので、月末のPCEがインフレ再燃を示す場合、さらに利下げが後退すると考えられます。

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それでは為替ドル円を確認します。
先週151.3円台から現在152.2円台になっています。利下げ後退から、利上げの可能性まで出てきて一時154円台後半まで上昇しました。

週間主要チャートチェック

それではこれらを踏まえて週間の米国主要チャートを見ていきます。

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S&P500は、先週末6,025ドル台から、今週終値6,114ドル台
+89ドル
+1.48%
で引けました。

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NASDAQ100は先週末21,491ドル台から、今週終値22,114ドル台
+623ドル
+2.90%
で引けました。

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主要チャートの先週末の終値から1週間の上昇率を確認していきます。

今週はNASDAQ100が、3%近くの上昇を見せました。
S&P500、ビットコインも好調で、ゴールドも伸びました。
一方先週好調だった長期国債EDVは下げました。
また、日経225、2259オールカントリー、インドNifty50指数、399001中国シンセン総合指数では、今週は、シンセン総合指数が+1.58%、オルカンが+1.47%と好調でした。
一方、インドはマイナス3.51%と、かなり下げています。
FANG+とNASDAQ100の3倍レバレッジ指数TQQQ、フィラデルフィア半導体指数のソックスでは、TQQQが+8.58%、FANG+とソックス指数は、両者ともプラス3%を超え、好調でした。

セクターと個別株チェック

今週のセクターと個別株チェックです

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S&P500ヒートマップは、アップル、エヌビディアが好調で、指数全体を引っ張りました。また、電子テクノロジーセクター全体を底上げして、ヒートマップではテクノロジーサービスセクターと位置が交代して、見慣れた風景に戻りました。メタ、ネットフリックス、パランティも調子が良くプラスの幅が大きい上昇を見せました。
(※動画ではマンデードットコム決算、量子コンピューティング銘柄・宇宙関連銘柄、仮想通貨について取り上げています)

新旧NISA口座公開

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新NISA口座は、1週間で+183,894円でした。旧NISA口座は、1週間で+76622円でした。
新旧NISA口座は、1週間の合計で+260516円でした。

(※動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

来週の予定

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19日水曜日 建設許可件数速報値が発表されます。
前回、148.2万件、予測145万件です。

同日 住宅着工件数が発表されます。
前回、149.9万件、予測139万件です。

20日木曜日
FOMC議事要旨が公開されます。

続いてアーニングス ウィスパーズで決算予定をチェックします。
・火曜日 バイドゥ、アリスタネットワークス
・水曜日 ウィックス、アナログデバイセス
・木曜日 アリババ、ウォルマート、リビアン
の決算があります。

終わりに

先週のパッとしない展開から、今週はトランプ、マスクお腹いっぱい状態の中で、パウエル議長発言後の利下げ後退感、経済指標では、インフレ再燃(?)と思ったら小売売上高マイナスで上下に揺さぶられる展開となりました。

皆さんは、この相場、どのように行動しますか?
ぜひコメントくださいね!

それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。
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