
DeepSeekの次が来たぞ!FOMC、コアPCE、決算ラッシュ全部チェック!
動画はこちら。(動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)
あるころうのNISA投資チャンネルです。
FOMCと、コアPCEの発表と、大手の決算ラッシュで忙しい週と思ったら、週明けにとんでも無いことになりましたよね。
ディープシークの話題ばかりでお腹いっぱいだと思うので、動画内ではちょっと警戒しておきたいなという強豪をざっくりまとめて特集します。
まずはニュースチェックです。

1月31日 ブルームバーグ「DeepSeekのマグニフィセント・セブンへの影響は軽微-MLIV調査」という見出しによると、
中国のAIスタートアップ企業、ディープシークの登場で今週初めに株式市場は波乱の展開となったが、投資家は同社が超大型ハイテク株「マグニフィセント・セブン」のパフォーマンスを落ち込ませる可能性は限定的と見ていることが、最新のブルームバーグ「マーケット・ライブ(MLIV)パルス」調査で明らかになった。
とのこと。
さらに27日にS&P500種株価指数の時価総額を7840億ドル(約121兆円)消失させたディープシークの最新モデル登場について、調査回答者260人の88%が今後数週間の米大手テクノロジー株にほとんど影響しないか影響は全くないとの見方を示した。
とのことで、むしろ、トランプ大統領の政策が株式市場の不安定化を招いているとのことでした。
続いて今週の経済カレンダーの重要な指標を見ていきます。

28日火曜日「耐久財受注高の前月比」が発表されました。
前回-2.0%、予測0.6%のところ、結果 -2.2%でした。
耐久財には、自動車、家電、航空機、工業機械などがあり、この指標は、企業の設備投資や消費者の大きな購買の動向を把握するために重要です。
30日木曜日 FOMCが開催されました。
今回は、政策金利は据え置きで450bpとの予測が大半の中、結果も450bpと一致し、大きな動きはありませんでした。
同日夜、GDP成長率4半期の発表もありました。
前回3.1%、予測2.6%のところ結果、2.3%でした。
31日金曜日 コアPCE前月比が発表されました。
前回0.1%、予測0.2%のところ結果、0.2%でした。
重要なインフレ指標のコアPCE前年比では、前回2.8%、予測2.8%のところ結果、2.8%でした。
2.0%を目標としている中で、目標からはまだ高めですが、上昇はしなかったことで安心材料となりました。
同時間、個人所得前月比が発表されました。
前回0.3%、予測0.4%のところ結果0.4%でした。
個人消費前月比も発表されました。
前回0.6%、予測0.5%のところ結果0.7%でした。

続けて株式市場の状況を見ていきます。
株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、先週49のニュートラルを示していたインデックスは、現在46のニュートラルとなりました。

イールドカーブはプラス圏で、先週の0.36から、現在0.36で、横ばいです。

コアPCEや、FOMC、大型決算シーズンに警戒していたら、AIバブルの前提を揺るがすようなディープシークの登場がありましたが、1週間を通して見ると、不透明さが増した状況ながら市場の雰囲気は中立の状態といえます。

フェドウォッチツールを確認します。前回の状況からFOMCを経て、現在地は維持となり、次回3月19日のFOMCに向けて、5月のFOMCまでは利下げなし予測が過半数となっています。
今年最後のFPMCでは今から2段階の375-400BPの予測が大半を占めています。先週は、この予測が67%程度でした。

それでは為替ドル円を確認します。先週155.9円台から、一時154円台を切る場面もありましたが、現在155.1円台になっています。
週間主要チャートチェック
それではこれらを踏まえて週間の米国主要チャートを見ていきます。

S&P500は、先週末6,101ドル台からディープシークショックで大きく下落し先週末を超える水準まで行って、今週終値6,040ドル台、-61ドル、-1.0%で引けました。

NASDAQ100は先週末21,770ドル台から、今週終値21,478ドル台
-292ドル
-1.34%
で引けました。

主要チャートの先週末の終値から1週間の上昇率を確認していきます。
今週は株式指数やビットコインがマイナスの中で、ゴールドが1.1%上昇し、長期国債ETFのEDVも+0.96で好調でした。

また、日経225、オールカントリーの2259、インドNifty50指数、中国シンセン総合指数では、インドNifty50指数と、オールカントリーが若干のプラスでした。中国は、春節で、8日間の連休のため市場は休場です。

コメントでも多い、FANG+と、NASDAQの3倍の値動きをするTQQQ、フィラデルフィア半導体指数のSOXを見ると、今週は全てマイナスでした。
セクターと個別株チェック
今週のセクターと個別株チェックです

テクノロジーサービスセクターが首位となりました。
(※動画ではASML、メタ、アップル決算、量子コンピューティング銘柄・宇宙関連銘柄、仮想通貨について取り上げています)
新旧NISA口座公開

新NISA口座は、1週間で-127,767円でした。旧NISA口座は、1週間で-105,590円でした。
新旧NISA口座は、1週間の合計で-233,357円でした。
今週は為替の影響もありますね。
(※動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)
来週の予定

4日火曜日 ISM製造業購買担当者指数が発表されます。
前回49.3、予測49.5です。
5日水曜日に ジョルツ ジョブオープニングスの発表があります。
前回8.098ミリオンです。現在予測 未定です。
6日木曜日は、ISMサービス業、購買担当者指数が発表されます。
前回54.1、今回予測54.3で、好調の基準である50を超えた数値が予測されています。
7日、金曜日は、非農業部門雇用者数が発表されます。
前回256,000人、予測170,000人です。
同日、失業率が発表されます。前回4.1%、予測4.1%です。
8日土曜日、ミシガン消費者信頼感指数・速報値が発表されます。前回71.1、予測71.8です。
続いてアーニングス ウィスパーズで決算予定をチェックします。
・月曜日 パランティア
・火曜日 ペイパル、スポティファイ、ファイザー、メルク、AMD、Googleのアルファベット、アムジェン
・水曜日 ノボノルディスク、クアルコム、アーム
・木曜日 イーライリリー、アマゾン
の決算があります。
終わりに
先週までの2週間は好調でしたFOMC、コアPCE、決算ラッシュが注目され、何が暴落または暴騰の要因となるか、月曜日の相場を待っていたら、ディープシークというワードがSNSを賑わせ、先物が怪しい動きをし始めましたね。
皆さんは、この相場、どのように行動しますか?
ぜひコメントくださいね!
それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。
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