米国株運用を中心とした運用ブログ

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62%の暴騰!!量子コンピューター!米中関税交渉関連まとめ!!(5/5-5/10)

62%の暴騰!!量子コンピューター!米中関税交渉関連まとめ!!(5/5-5/10)

動画はこちら。(動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

あるころうのNISA投資チャンネルです。

もうすぐ、速報が出そうですね!米中の関税交渉が開始されます。
この結果により、株式市場が大きく動きそうですね。
米中交渉直前に、今の状況と今後の動きを経済指標や政策金利の経過などを見ながら把握していきたいと思います。

ニュースチェック

まずはニュースチェックです。

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5月9日 ブルームバーグ「トランプ米政権、対中関税の大幅引き下げ検討-週末協議で緊張緩和へ」によると、
米側は第一歩として関税率を60%未満に引き下げる目標設定をしていると、関係者が語ったとのこと。
しかし、

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5月9日 ブルームバーグ「トランプ氏、対中関税80%が適切-無条件では引き下げずと報道官」によると、
レビット報道官によると一方的な引き下げはないという立場を大統領はかたく維持しているようです。一方、中国ワン・ウェンタオ商務相によると、自国が発展する利益を守るという中国の決意は不変とのことで、10日に始まる米中貿易協議を前に、怪しい雰囲気ですね。
非公式ですが、デイリーポストによると、80%の関税が妥当と、交渉前にアンカーを打ってます。

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10日 ブルームバーグ「FRB高官ら、利下げ検討の意欲見せず-慎重姿勢を浮き彫りに」によると、インフレ期待を抑制する重要性が、高官たちの共通するテーマとなっており、利下げには追加のデータが必要とのこと。

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10日 ブルームバーグ「ベッセント米財務長官、債務上限巡る特別措置は8月に枯渇も」によると、
ベッセント氏は議会に対し、「米国の十分な信頼と信用を守るため、予定されている休会前の7月半ばまでに債務上限を引き上げるか、適用を停止」するよう求めた。
とのことで、米連邦債務は1月初めに36兆1000億ドル(約5200兆円)の法定上限の適用が再開され、財務省は特別措置を用いて連邦政府の債務不履行を回避してきた経緯があります。これも、利下げを早めたい政府側の理由で、上昇を続ける政府債務上限の上昇速度を緩めたいという思惑があります。

経済指標とセンチメントチェック

続けて経済指標とセンチメントチェックをしていきましょう。

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5日月曜日は、ISMサービス業 購買担当者指数が発表されました。
前回50.8、予測50.6のところ、結果51.6でした。

8日木曜日 政策金利決定会合があり、政策金利は4.5%で据え置きが発表されました。その後の記者会見をブルームバーグ報道から見ると、パウエルFRB議長の見解として、米経済は依然として堅調との発言を報じられ、ドル買い加速、円は一時1ドル=143円99銭に下落しました。

続けて株式市場の状況を見ていきます。

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株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、
株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、
先週43のフィアを示していたインデックスは、
現在62のグリードと急激に上昇しました。

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イールドカーブはプラス圏で、先週の0.51から、現在0.49に低下しました。

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総じて、経済指標は織り込み済みの内容で、投資家心理は強欲となってきているものの、米中会議を控え恐怖感は引き続きあり、上にも下にも急激に動く可能性を孕んでいる状況です。

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フェドウォッチツールを確認します。
次の利下げ予測は変わらず、7月30日が多数になっていますが、その割合は減り、現状維持予測が上昇。2段階の利下げ予測は、9月から10月に交代しました。先週までの予測では今年中に3段階の利下げ予測が大半だったところから、今年は2段階の利下げで止まると予測が変化しています。

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それでは為替ドル円を確認します。
先週144.9円台から現在145.3円台
+0.4円
+0.3%でした。

週間主要チャートチェック

それではこれらを踏まえて週間の米国主要チャートを見ていきます。

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S&P500は、先週末5,686ドル台から今週終値5,659ドル台
-27ドル
-0.5%
で引けました。

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NASDAQ100は先週末20,102ドル台から、今週終値20,061ドル台
-41ドル
-0.2%
で引けました。

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米国の主要株式チャート、ゴールド、長期国債ETF、ビットコインの先週末の終値から1週間の上昇率を確認していきます。
今週は、ビットコインが1500万円を再び突破し好調、ゴールドも週半ばまで上昇し、その後下げたものの、それでも+2.92%。
一方、株式指数が横ばいで、かろうじてIWM:ラッセル2000と、DJI:ダウジョーンズがプラスでした。

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また、日経225、2559オールカントリー、インドNifty50指数、399001中国シンセン総合指数では、
日経225が強く、+1.83%、2559オルカン、399001中国シンセン総合指数もプラスで引けました。Nifty50指数は、不調で-1.27%でした。

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FANG+と、NASDAQ100の3倍レバレッジ指数TQQQ、フィラデルフィア半導体指数のソックスでは、SOX+1.58%、TQQQ+1.53%で好調でした。
一方、FANG+は-1.28%でした。

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その他、欧州やアジアの各国を代表するインデックスや金、銅、オイル、ガスなどのコモディティ比較の週次の5分足チャートでは、
今週はパフォーマンスが割れ、
WTI:米国産原油先物+3.93%
VNINDEX:ベトナムの代表的数百銘柄株価指数+2.20%
IBOV:ボベスパ指数、ブラジルの代表的な約90銘柄株価指数+1.33%
TSX:カナダの主要約230銘柄株価指数+1.30%
DAX40:ドイツ主要40銘柄株式指数+1.12%
と、1%超えの銘柄が半数ほどありました。
全体的にあまり大きな動きはりませんでした。

セクターと個別株チェック

今週のセクターと個別株チェックです

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S&P500時価総額の週次パフォーマンスをヒートマップで見ると、シェアの大きい、Googleとアップルがかなり下落し、ヘルスケアテクノロジーもリーダー銘柄のイーライリリーが二桁以上の下落。

新旧NISA口座公開

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新NISA口座の利益は、1週間で+204,228円でした。旧NISA口座の利益は、1週間で+73,455円でした。
(※動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

来週の予定

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13日火曜日に
CPI消費者物価指数、コアCPIが発表されます。
コアCPI前月比は、前回0.1%、予測0.3%
CPI前月比は、前回-0.1%、予測0.3%です。

15日木曜日は、PPI「生産者物価指数(前月比)」が発表されます。
前回-0.4%、予測は、0.2%です。

同日
小売売上高前月比が発表されます。
前回1.5%、予測は0.1%です。

同日
パウエル議長演説があります
米中関税の会合の後で、どんな発言があるのでしょうか。

16日金曜日
建設許可件数速報値が発表されます。
前回、146.7万件、予測未定です。

同日
住宅着工件数が発表されます。
前回、132.4万件、予測136 万件です。

同日、ミシガン消費者信頼感指数・速報値が発表されます。
前回52.2、予測53です。

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続いてアーニングス ウィスパーズで決算予定をチェックします。
今週に引き続き、来週も注目決算が多いですね!
月曜日 MNDY:マンデードットコム、RGTI:リゲッティ、SMR:ニュースケールパワー、
火曜日 OKLO:オクロ、
木曜日 BABA:アリババ、WMT:ウォルマート
の決算発表があります。

終わりに

嵐の前の静けさですよね。
米中の関税はどうなるでしょうか。

皆さんは、この相場、どのように行動しますか?
ぜひコメントくださいね!

それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。
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