米国株運用を中心とした運用ブログ

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+380%の銘柄が!仮想通貨はビットコインだけじゃない!宇宙も新エネ銘柄も急騰!NVIDIA決算!

+380%の銘柄が!仮想通貨はビットコインだけじゃない!宇宙も新エネ銘柄も急騰!NVIDIA決算!

動画はこちら。(動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

あるころうのNISA投資チャンネルです。

今週はビットコインだけではなく、仮想通貨が全体的にすごかったですね。
新エネルギー関連や宇宙関連銘柄も目が離せません。

経済指標とセンチメントチェック

まずは経済指標とセンチメントをチェックしていきましょう。

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今週の経済カレンダーの重要な指標を見ていきます。

今週は火曜日に、10月の建築許可件数が発表されました。
前回1.425ミリオン、予測1.43ミリオンのところ、結果1.416ミリオンで、前月比0.6%の減少、予測を下回る結果となりました。
米国南部地域のハリケーン「へリーン」と「ミルトン」の影響で建設が低迷し、住宅ローン金利の上昇も回復を鈍化させる要因となっているようです。

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それでは為替ドル円を確認します。
先週154.2円台から、現在154.7円台になっています。ほぼ横ばいでした。

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続けて株式市場の状況を見ていきます。
株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、先週51のニュートラルを示していたインデックスは、現在61のグリードとなり、先週より欲が強まりました。

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イールドカーブは、先週の0.12から現在0.04となり、0に近づいていますが、ほとんど変化なく横ばいとなっています。

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今週の動きと市場のセンチメントをまとめると、方向性を欠く雰囲気の中、状況は総じて中立的と言えます。

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フェドウォッチツールを確認します。年内最後の12月18日には、1段階の利下げが主な予測で金利は425-450bpとなっています。
先週と比較すると、現状維持の予測割合がさらに増えました。来週あたりには、現状維持が50%を超えているかもしれないですね。
425-450bpが主な予想となるのが、来年3月まで続いています。
375-400bpになる予想が、来年末となっています。
動画では2000年から直近の米国金利のチャートについても解説しています。

週間主要チャートチェック

それではこれらを踏まえて週間の米国主要チャートを見ていきます。

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S&Pは、先週の終値5,870ドル台から、今週終値5,969ドル台
先週から
+99ドル
+1.69%
でした。

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NASDAQは、先週終値20,394ドル台から、今週終値20,776ドル台で引けました。
先週から
+382ドル
+1.87%
でした。

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中小小型株ETFのラッセル2000の3ヶ月チャートでは、大統領選前後で上下があったのですが、数日横ばいで今週上昇しています。220ドル後半のサポートラインで底固めして上昇しているように見えます。

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日経225は、先週終値38,642円台から、今週終値38,283円台で引けました。

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インド ニフティ50は、先週終値278ドル台から、今週終値282ドル台で引けました。

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シンセン総合指数は、先週終値1,486ドル台から今週終値1,442ドル台で引けました。6ヶ月チャートで見ると、9月末の急騰後に調整して、その後、上下しながら横ばいという感じです。

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ゴールドは、先週2,562ドル台から、現在2,715ドル台となっています。

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ビットコインは、先週1,428万円台から、現在1,526万円台になっています。

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長期米国債ETFのEDVは、先週70.8ドル台から今週71.1ドル台で引けました。

ニュースチェック

続いてニュースチェックです。

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23日 ブルームバーグ「FRB金融安定報告、インフレより債務の持続可能性が最大のリスク」
という見出しによると、
米国の政府債務は対GDP比で増加傾向にあり、将来的な返済能力や財政健全性に懸念が生じているようです。
これが、FRBが利下げに傾く要因の一つになります。「インフレ寄り」ということであれば、来週発表されるコアPCEが横ばいまたは若干上昇するようなことがあっても、もしかしたら利下げを強行する必要があるかもしれません。
この調査はニューヨーク連銀の実施で、FRBの評価が含まれているため、これまでは、労働市場とインフレに注視していたFRBの動きが、債務への対応へと移るかもしれない割と重要な方向転換への言及となっています。

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23日 ブルームバーグ「日増しに高まるリスクテイク熱-暗号資産やレバレッジ型ETFに資金」という見出しによると、
投資家は、S&P500、ナスダック100指数が落ち着いてきた中で、レバレッジETFや暗号資産に資金を投入しているようです。
ジョーンズトレーディングのチーフマーケットストラテジスト、マイケル・オルーク氏は「こうした高揚感は2000年のピークに匹敵する投機の広がりだ」と分析し、「これほどのレベルで勢いや売買を長期間維持するのは難しい」と述べた。
とのこと。
年末の好調シーズンに向けて短期的な戦略としてはありかもしれませんが、暴落が怖いですよね。

セクターと個別株チェック

今週のセクターと個別株チェックです

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今週のS&P500のヒートマップは、金融、製造加工、耐久消費財、公益事業セクターが好調でした。特にテスラは、1週間で13.5%の上昇を見せ、好調です。一方、その他のマグニフィセント7銘柄は、アップルを除いて足を引っ張る形になりました。
動画ではNVIDIA、スノーフレイクの決算発表、次世代エネルギーや宇宙関連銘柄、仮想通貨についても触れています。

新旧NISA口座公開

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新NISA口座は、1週間で-69,014円でした。旧NISA口座は、1週間で-163,579円でした。
新旧NISA口座は、1週間の合計で-232,593円でした。

(※動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

来週の予定

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27日、日本時間早朝のFOMC議事要旨では、FOMCでのメンバー間での利下げ幅やペースに関する議論が明らかになります。
最近の経済データ、特に消費支出や雇用創出が予想以上に堅調であることが報告されています。 これらのデータが金融政策にどのように影響を与えるか、議事要旨での評価が注目されます。

日本時間の22:30には、重要なインフレ指標のコアPCE前月比が発表されます。前回0.3%、予測0.3%です。コアPCE前年比でみると、前回発表分では、2.7%でした。2.7%というのは、FRBの目標2%よりも高く、水曜日にどうなるか要チェックです。

同時刻、「耐久財受注高の前月比」が発表されます。
前回-0.7%、予測0.1%です。
耐久財には、自動車、家電、航空機、工業機械などがあり、この指標は、企業の設備投資や消費者の大きな購買の動向を把握するために重要です。

さらにGDP成長率4半期の発表もあります。
前回3%、予測2.8%です。

個人所得前月比も発表されます。前回0.3%、予測0.3%です。
個人所得は、個人がさまざまな源泉から得る収入の合計を表します。これには、給与、賃金、投資収益、年金や失業手当などの政府の移転支払が含まれます。この指標は、家計の経済力や消費者の購買力を測定する上で重要な役割を果たします。

個人消費前月比も発表されます。前回0.5%、予測0.4%です。
個人消費は、個人や世帯が商品やサービスに支出する金額を指します。これには、食品、住居、交通、エンターテイメントなど、すべての日常的な支出が含まれます。個人消費は、GDP(国内総生産)の大部分を占め、消費者の購買行動が経済全体に大きな影響を与えます。

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続いてアーニングス ウィスパーズで決算予定をチェックします。ザストーリーオブマネーの投稿によると、強気なのはZoom、カジュアルウェアのアバクロンビー・アンド・フィッチ、ディスカウント百貨店チェーンのバーリントン・ストアーズのようです。
個人的には、8月以降好調なデル、
世界的なセキュリティ障害を起こし暴落し、8月から好調なクラウドストライクが気になります。

終わりに

何はともあれNVIDIA決算お疲れ様でした。何がきっかけで暴落、暴騰するかわからない中で、大きな動きがなくホッとしています。今週は仮想通貨関連のニュースで、またもやトランプ氏による発言をきっかけに幅広い銘柄が上昇しました。「宇宙関連」「次世代エネルギー関連」銘柄も成長性が高く、ウォッチしているものの、大きくはポジションをとれないでいます。

来週は、
・火 DELL、クラウドストライク
・水 コアPCE、耐久財受注高、個人消費・収入
   の発表
があります。

特に、コアPCEはインフレ指標として重要ですが、インフレより政府債務に注目が移っていることもあり、FRBの発言に注視していきたいです。

皆さんは、この相場、どのように行動しますか?
ぜひコメントくださいね!

それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。

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