
2025年スタートダッシュを決めた+41.56%の銘柄とは!?ISM製造業PMIが好感!年初相場を底上げする。NVIDIAが反転好調に。
動画はこちら。(動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)
あるころうのNISA投資チャンネルです。
米国相場は、2日から始まっていますね。
今年もスタイルは基本的に変わらず、コアサテライト戦略で、コア部分の積み立ては景気に関わらず継続していきます。サテライト部分は、経済指標から投資家心理などの環境や、銘柄の個別状況をチェックして、コア部分を超えるパフォーマンスを再現性高く狙っていきたいです。
早速ですが、早速5日チャートで、すごく上昇している銘柄が複数ありましたね。
経済指標とセンチメントチェック
まずは経済指標とセンチメントをチェックしていきましょう。
今週の経済カレンダーの重要な指標を見ていきます。

1月4日土曜日 「ISM製造業購買担当者指数」が発表されました
前回48.4、予測48.4のところ、結果49.3でした。

1月4日ブルームバーグ「米ISM製造業景況指数は上昇、2カ月連続で持ち直す-受注改善」
でも取り上げられ、受注改善により、製造業を覆っていた暗雲が晴れ始めている可能性が示唆されたとのことです。

それでは為替ドル円を確認します。それでは為替ドル円を確認します。
先週157.8円台から現在157.2円台になっています。

続けて株式市場の状況を見ていきます。
株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、
先週34のフィアを示していたインデックスは、現在32のフィアとなりました。

イールドカーブはプラス圏で、先週の0.31から、現在0.32で、ほぼ横ばいでした。

今朝の市場の反発はあったものの、投資家心理は、年末の恐怖感が続いていることを示しています。タイムラグで週明けには恐怖感が改善するかもしれませんね。
現状では、総じて恐怖が抜け切らない状況に見えます。

フェドウォッチツールを確認します。金利予想は、先週とほとんど変化なく、1月は425-450bpを維持、3月~10月末に400-425bpへ。今年最後に375-400bpへと、1回、または2回程度の予想となっています
週間主要チャートチェック
それではこれらを踏まえて週間の米国主要チャートを見ていきます。

S&Pは、今週終値5,971ドル台から今週終値5,942ドル台
-0.49%
で引けました。

NASDAQ100は、今週終値21,477ドル台、今週終値21,326ドル台
-0.70%
で引けました。

日経225は木曜日から好調で、今週終値40,281円台、今週終値39,894円台
で引けました。

インド ニフティ50は、先週終値279ドル台から、今週終値279ドル台で引けました。横ばいです。

シンセン総合指数は、先週終値1,460ドル台から、今週終値1,355ドル台で引けました。

ゴールドは、先週2,621ドル台から、現在2,638ドル台となっています。

ビットコインは先週94,712ドル台から、97,900ドル台です。

長期米国債ETFのEDVは、先週67.2ドル台から、今週67.3ドル台で引けました。
ニュースチェック
続いてニュースチェックです。

4日 ブルームバーグ「クーグラーFRB理事、最近のインフレ「上昇」に警戒感示す」によると、
クーグラー理事は、インフレの一時的な上昇であり永続的なものではないことを確認したいとのこと。先ほどフェドウォッチツールで確認した、利下げ予測に影響があるかもしれませんね。

3日 ブルームバーグ「【米国市況】S&P500種が5日続落、テスラに売り-円下落157円85銭」によると、
ドルが対ユーロで上昇、S&P500やテスラの続落について報じています。
テスラは、サイバートラックなど最大7500ドル(約120万円)の米税額控除制度の適用対象となった有利な報道の一方で、年間販売台数が10年ぶりに減少したことや、トランプホテルの前で、サイバートラックが爆発炎上し、動画が拡散される事件がありました。これは、車両自体の欠陥が原因ではなく、荷台にガソリン缶や花火が積まれ爆発したことがわかっています。これらの総合的な市場の評価が続落だったのか、税額控除制度の影響が今後出てくるため現在が底値付近なのか、判断が難しいところですね。

3日更新 ブルームバーグ「米新規失業保険申請、8カ月ぶり低水準-労働市場の堅調示唆」によると、
新規失業保険件数が、21.2万件で8ヶ月ぶりの低水準だったことを報じています。
これは予想より1万件少なかったようです。
また、前回動画の継続受給者数とは違い、今回は新規失業保険の申請件数が少ないことを示しています。

3日 ブルームバーグ「米準備預金残高が急減、3兆ドル割り込む-年末要因やQTが影響」によると、準備預金残高が3兆ドルを割り込んでいます。
準備預金の減少が進みすぎると、流動性不足や金融市場の不安定化を引き起こすリスクもあるため、FRBは慎重な運用を行う必要があります。
セクターと個別株チェック
今週のセクターと個別株チェックです

今週のS&P500のヒートマップは、シェアの大きいところだとエヌビディアが好調、メタが無事というところで、セクターだとエネルギー鉱物セクターが好調でした。
(※動画では量子コンピューティング銘柄・宇宙関連銘柄について取り上げています)
新旧NISA口座公開

新NISA口座は、1週間で-48,746円でした。旧NISA口座は、1週間で+2,680円でした。
新旧NISA口座は、1週間の合計で-46,066円でした。
(※動画では今年1年のNISAでの利益や私の投資戦略についてもお話ししています。)
来週の予定

8日水曜日は、「ISMサービス業購買担当者指数」が発表されます。
前回52.1、今回予測53.5で、好調の基準である50を超え、上昇が予測されています。
ジョルツ ジョブオープニングスの発表があります。
前回7.744ミリオンに対し、予測 7.65ミリオンです。
9日水曜日
FOMC議事要旨が公開されます。今回の議事要旨では、2024年12月の利下げの背景やFRBの今後の姿勢が注目されます。この発表は、株式、債券、為替市場などの全般に影響を与える可能性があるため、多くの投資家や経済専門家が注視しています。
10日、金曜日は、
非農業部門雇用者数が発表されます。
前回227,000人、予測150,000人で減少予定です。
同日、失業率が発表されます。
前回4.2%、予測4.2%です。
11日土曜日、ミシガン消費者信頼感指数・速報値が発表されます。
前回74、予測74.5です。最近は100を切っているものの、信頼感が回復傾向です。
終わりに
2023年、2024年の2年連続の米国市場の好調から、2025年は慎重論が出ています。
一方で、この2年は2022年の不調だった分の反動との見方や、一部セクターの上昇が見られたりと、不透明な部分が多くいつも以上に難しい局面と感じています。
皆さんは、この相場、どのように行動しますか?
ぜひコメントくださいね!
それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。
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