米国株運用を中心とした運用ブログ

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米国株、ダウ理論とシラーPERで反転を見極める!欧州・中国・ドイツ熱いのはどこ?(3/10-3/15)

動画はこちら。(動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

あるころうのNISA投資チャンネルです。

今週は動画の冒頭で、トレンド反転を狙うために、ダウ理論でS&P500をチェックしています。シラーPERでも改めて割高感を確認しています。

ニュースチェック

ニュースチェックです。

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3月14日 ブルームバーグ、
個人投資家、米国株買い継続-ウォール街の慎重姿勢と対照的
によると、
個人投資家は、12日までの1週間で73億ドルを株式に投資しており、
株式市場の下落相場が底打ちするときは、個人投資家による株式投資が最後になる傾向があるため、資金流入が続いている現状では、底がまだ先になるとの見方があるとのこと。
確かにXでも、2021年末や、2022年の初旬の悲壮感と比べると、まだまだな感じがします。

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3月15日 ブルームバーグ「米政府機関の閉鎖を回避、共和党のつなぎ予算案が上院を通過」によると、
トランプ大統領とジョンソン下院議長の政治的勝利で、つなぎ予算が可決され、政府機関の閉鎖が回避されました。
一方で、トランプ氏への抵抗をめぐって、民主党内部に深刻な亀裂が発生してるとのことです。

経済指標とセンチメントチェック

続けて経済指標とセンチメントチェックをしていきましょう。

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11日火曜日に ジョルツ ジョブオープニングスの発表がありました。
前回7.508ミリオンです。予測7.63ミリオンのところ、結果7.74ミリオンでした。過熱感が増加しましたね。

12日水曜日にCPI消費者物価指数、コアCPIが発表されました。コアCPI前年比は、前回3.3%、予測3.2%のところ、結果3.1%でした
CPIもコアCPIも、前月比、前年比ともにインフレ抑制が成功している結果でホッとしましたね。

13日 木曜日は、PPI「生産者物価指数(前月比)」が発表されました。
前回0.6%、予測は、0.3%のところ、結果0%でした。
こちらも、物価抑制が成功している結果となりました。

14日金曜日、ミシガン消費者信頼感指数・速報値が発表されます。
前回64.7、予測63.1のところ、結果57.9でした。
消費者の経済状況が悪化しています。こちらはあまり下がってほしくないですね。

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続けて株式市場の状況を見ていきます。
株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、先週17のエクストリームフィアを示していたインデックスは、現在21のエクストリームフィアとなりました。
先週ほどの落ち込みはなく、若干恐怖が改善しているように見えます。

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続いてイールドカーブを確認します。イールドカーブはプラス圏で、先週の0.33から、現在0.29と、若干低下しました。

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総じて、市場は恐怖に覆われ続けておりますが、週末に指数の反発が見られました。

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フェドウォッチツールを確認します。
今週は、利下げ予測が後退しました。

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それでは為替ドル円を確認します。
先週148.0円台から現在148.6円台+0.42%でした。

週間主要チャートチェック

それではこれらを踏まえて週間の米国主要チャートを見ていきます。

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S&P500は、先週末5,770ドル台から、今週終値5,638ドル台
-132ドル
-2.28%
で引けました。

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NASDAQ100は、先週末20,201ドル台から今週終値19,704ドル台
-497ドル
-2.46%
で引けました。

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主要チャートの先週末の終値から1週間の上昇率を確認していきます。
好調だったのはゴールド+2.84%、ビットコイン+2.6%で、主要株式指数、長期国債インデックスは不調でした。

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日経225、2559オールカントリー、インドNifty50指数、399001中国シンセン総合指数では、中国深圳総合指数+1.28%、日経225は+0.53%でした。

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FANG+と、NASDAQ100の3倍レバレッジ指数TQQQ、フィラデルフィア半導体指数のソックスでは、SOX指数がわずかにプラスで、FANG+は0.21%、TQQQ-7.64%で大きく下げました。

セクターと個別株チェック

今週のセクターと個別株チェックです

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電子テクノロジーセクターでアップルが大きく下げ、エヌビディアが相殺していました。セクターではエネルギー鉱物セクター、公益事業セクターが好調です。
他はどこもやられている状況に見えます。
(※動画ではレッドワイヤー、ディーウェーブ決算、量子コンピューティング銘柄・宇宙関連銘柄、仮想通貨について取り上げています)

新旧NISA口座公開

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新NISA口座は、1週間で-51,970円でした。旧NISA口座は、1週間で-229,885円でした。
新旧NISA口座は、1週間の合計で-281,855円でした。

(※動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

来週の予定

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17日月曜日 小売売上高前月比が発表されます。
前回-0.9%、予測は0.7%です。

18日火曜日 建設許可件数速報値が発表されます。
前回、147.3万件、予測145万件です。

同日 住宅着工件数が発表されます。
前回、136.6万件、予測137.5万件です。

日本時間20日に、政策金利が発表されます。予測では今回は利下げはなく、維持となっています。サプライズがあれば株式市場には大きなインパクトがあると思いますが、どうなるでしょう。。

20日木曜日は、中古住宅販売件数が発表されます。
前回408万件、予測392万件です。
ローン金利の高止まりにより、前回の減少からさらに下がる予測となっています。

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続いてアーニングス ウィスパーズで決算予定をチェックします。
・木曜日 マイクロン、ナイキ
・金曜日 ニーオ
の決算があります。

終わりに

視聴者のみなさま、無事ですか?物価や労働市場、景況感など気になることはたくさんありますが、関税問題が落ち着くか、完全ではなくともある程度織り込まれるまで、もう直ぐでしょうか。

皆さんは、この相場、どのように行動しますか?
ぜひコメントくださいね!

それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。
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