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次世代エネルギー電力銘柄が10日で200%超!

次世代エネルギー電力銘柄が10日で200%超!

動画はこちら。(動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

あるころうのNISA投資チャンネルです。

今週は、S&Pの調整の裏で新クリーンエネルギーで注目される銘柄の急騰があったり、テスラの復活劇があったりと、ところどころでは忙しい週でしたね。また、これから大型イベントが一気に押し寄せるので、しっかりとチェックしていきますので、最後までご覧ください!

経済指標とセンチメントチェック

まずは経済指標とセンチメントをチェックしていきましょう。

今週の経済カレンダーの重要な指標を見ていきます。

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25日金曜日に「耐久財受注高の前月比」が発表されました。
前回-0.8%、予測-1.0のところ、結果-0.8%でした。
耐久財には、自動車、家電、航空機、工業機械などがあり、この指標は、企業の設備投資や消費者の大きな購買の動向を把握するために重要です。

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ブルームバーグ25日「米耐久財受注、2カ月連続で減少-民間航空機の不振が響く」
によると、耐久財受注の過去5ヶ月中マイナスが4ヶ月あったことをネガティブに捉えています。

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それでは為替ドル円を確認します。
先週149.4円台から、現在152.2円台になっています。
23日には150円台後半から、一時、153円を超えましたね。

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続けて株式市場の状況を見ていきます。株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、先週75のエクストラグリードを示していたインデックスは、現在59のグリードとなり、強欲が弱まりました。

次にフィア&グリードインデックスの構成指標をいくつか確認します。

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S&P500から見るマーケットモメンタムは、先週のエクストラグリードから、現在グリードになりました。

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プットコールレシオは、先週0.66でエクストラグリード、現在0.72でフィアへ、一気に恐怖に変わりました。来週の大型決算の連発と、大統領選、FOMCの直前のため、不透明感に対し保険をかける投資家が増えたようです。

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VIX:ボラティリティインデックスを見てみると、恐怖指数は先週18.81ポイントのニュートラルから、現在20.33ポイントでニュートラルが維持され、若干恐怖感が上昇しました。

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セーフ ヘブンデマンドは、先週4.66%でエクストラグリードから、
現在3.87%でグリードへ強欲が低下しました。
セーフヘブンデマンドは、過去 20 営業日の株式と国債のリターンの差を示しています。
プラスが株式のリターンが良い時で恐怖感が低いことを示し、マイナスは債権のリターンが良い時で投資家が恐怖を感じていることを示します。

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2022年7月以来 2年以上の期間、逆イールドを示していたイールドカーブは、先週の0.13から、現在も0.14と、横ばいで、先週同様ゼロ付近にいます。

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米国経済は、大型決算シーズン、大統領選、FOMCのイベントを控え、健全な調整で市場の熱気がちょうど良くなった印象です。
株式市場は先週ほどではないものの、未だ強気と判断できそうです。

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フェドウォッチツールを確認します。
11月7日に控えるFOMCでは、ほぼ25bpの利下げで一致、年内最後の12月18日には、今から2段階の利下げが主な予測で金利は425-450bpとなっています。先週同様、年内にあと50bp下げる予測から、25bpにとどまるという予測が少しだけ増えています。

週間主要チャートチェック

それではこれらを踏まえて週間の米国主要チャートを見ていきます。

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S&Pは、先週の終値5,864ドル台から、今週終値5,808ドル台
先週から
-56ドル
-1.0%
でした

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NASDAQは、先週終値20,324ドル台から、今週終値20,352ドル台で引けました。
先週から
+28ドル
+0.1%
でした。

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日経225は、先週終値38,952円台から、今週終値37,872円台で引けました。

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インド ニフティ50は先週終値295ドル台から、今週終値287ドル台で引けました。
ここ最近不調ですね。

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シンセン総合指数は、先週終値1,453ドル台から、今週終値1,491ドル台で引けました。

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ゴールドは、先週2,721ドル台から、現在2,746ドル台となっています。

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ビットコインは先週、1,026万円台から、現在1,017万円台になっています。

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長期米国債ETFのEDVは先週74ドル台から、今週72ドル台で引けました。

ニュースチェック

続いてニュースチェックです。

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26日ブルームバーグ
「【米国市況】S&P500は銀行株主導で失速、ドル上昇152円台前半」
によると、
S&P500種は週間で9月初旬以来のマイナス。ナスダック100指数はこの日0.6%高、ダウ工業株30種は0.6%下落した。
ドル為替は、ニューヨーク外国為替市場で、ドルは他の主要10通貨全てに対して値上がり。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は週間で4週連続のプラスと、6月以来の長期連続高となった。
とのことで、ドル円為替もじわじわと上昇しており、積立勢にとっては米国投資は割高期間が続く心配が強まります。

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25日 ブルームバーグ、
「米選挙前に金への投資増加、インフレとポピュリズムに備え-バンク・オブ・アメリカ」
によると、
金ファンドへの資金流入、週間ベースで2020年7月以来の規模と、マイケル・ハートネット氏率いる同行ストラテジストが指摘
とのことで、大統領選のボラティリティをさけ金への資金移動が増加していることが取り上げられています。

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25日 ロイター
「エヌビディアがアップルを追い抜いて世界で最も価値のある企業に」
によると、
LSEGのデータによると、エヌビディアの株式時価総額は一時3兆5300億ドルに達し、アップルは3兆5200億ドルだった。
6月、エヌビディアは一時的に世界で最も価値のある企業となったが、その後マイクロソフト(MSFT.O)に追い抜かれた。新しいタブを開くマイクロソフトとアップル。このテクノロジー企業3社の時価総額はここ数か月、拮抗している。マイクロソフトの時価総額は3兆2000億ドルだった。とのことです。
ただ、現在の時価総額を確認すると、アップル3.52兆ドル、エヌビディア3.47兆ドルで、入れ替わっていますね。
来週と再来週の両者の決算でまた動くかもしれませんね。

セクターと個別株チェック

今週のセクターと個別株チェックです

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今週のS&P500のヒートマップは、セクター全体で好調なところは見られず、決算が良かったテスラが22%近く上昇しました。

新旧NISA口座公開

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新NISA口座は、1週間で+34,320円でした。旧NISA口座は、1週間で+40,933円でした。
新旧NISA口座は、1週間の合計で+75,253円でした。

(※動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

来週の予定

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29日火曜日に労働市場の指標の一つ、ジョルツ ジョブオープニングスの発表があります。
前回8.04ミリオンに対し、予測 7. 92ミリオンです。
ジョルツジョブオープニングスは、米国労働省が毎月発表する労働市場の動向を示します。この指標は労働市場の需給バランスなど、全般的な労働市場の健康状態を示します。

30日水曜日にGDP成長率4半期の発表もあります。
前回3%、予測3%です。

31日木曜日に重要なインフレ指標のコアPCE前月比が発表されます。
前回0.1%、予測0.2%です。

同日、個人所得前月比が発表されます。
前回0.2%、予測0.4%です。
個人所得は、個人がさまざまな源泉から得る収入の合計を表します。これには、給与、賃金、投資収益、年金や失業手当などの政府の移転支払が含まれます。この指標は、家計の経済力や消費者の購買力を測定する上で重要な役割を果たします。

また、個人消費前月比も発表されます。
前回0.2%、予測0.4%です
個人消費は、個人や世帯が商品やサービスに支出する金額を指します。これには、食品、住居、交通、エンターテイメントなど、すべての日常的な支出が含まれます。個人消費は、GDP(国内総生産)の大部分を占め、消費者の購買行動が経済全体に大きな影響を与えます。

11月1日、金曜日は非農業部門雇用者数が発表されます。
前回254,000人、予測140,000人です。
非農業部門雇用者数は、通常毎月第 1 金曜日に発表される雇用レポートで、米ドル、債券市場、株式市場に大きな影響を与えます。

同日、失業率が発表されます。
前回4.1%、予測4.1%です。
ハリケーンの影響など失業率が上昇する懸念がありますが、どうなるか要チェックです。

同日、ISM製造業購買担当者指数が発表されます
前回47.2、予測47.6です。
ISM製造業購買担当者指数は、毎月米製造業の購買担当者に調査を行い、新規受注、生産、在庫、雇用などの状況を集計します。指数が50を上回ると拡大、50を下回ると縮小していることを示し景気の先行指標として、注目されています。

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続いてアーニングス ウィスパーズで決算予定をチェックします。
テスラは今週発表があったので、来週で、NVIDIA以外のマグニフィセントセブンが出揃います。その他にも注目銘柄が盛りだくさんの週です。

終わりに

今週はS&P500が伸び悩みましたが、多くのイベント前の健全なリスク回避現象と考えています。
連続する大型決算の他にも、インフレと雇用の2大指標が発表されるので、こちらも警戒しておきたいです。

来週は、
・火 グーグル
・水 マイクロソフト、メタ
・木 コアPCE、アップル、アマゾン決算
・金 失業率
があります。
また、11月の主なイベントとして、
5日 大統領選投票日
7日 FOMC、ARM
14日 NVIDIA決算
が控えています。

皆さんは、この相場、どのように行動しますか?
ぜひコメントくださいね!

それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。

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