宇宙関連銘柄、トランプ・イーロントレードで上昇!パランティア、ビットコインが急騰!NVIDIAどうなるか!?
動画はこちら。(動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)
あるころうのNISA投資チャンネルです。
今週は、少し落ち着いた状況の中で、
ビットコインや一部の銘柄のトレンドがすごかったですね!
経済指標とセンチメントチェック
まずは経済指標とセンチメントをチェックしていきましょう。
今週の経済カレンダーの重要な指標を見ていきます。
13日 水曜日にCPI消費者物価指数、コアCPIが発表されました。
コアCPI前年比は、前回3.3%、予測3.3%のところ、結果3.3%で一致しました。
コアCPIは、エネルギーと食品の影響を除いたCPIで、経済の基礎的な物価上昇を見極めるための重要な指標です。
14日 木曜日は、PPI「生産者物価指数(前月比)」が発表されました。
前回0.1%、予測0.2%のところ、結果0.2%でした。
PPI は、卸売段階でのインフレの重要な指標です。生産者価格が上昇すれば、将来的に消費者価格の上昇を招く可能性があるため、経済全体のインフレ動向を予測するのに役立ちます。
15日 金曜日
パウエル議長のスピーチがありました。
「好調な経済を踏まえるとFRBは利下げを急ぐ必要はない」
と発言しました。
これによって、利下げ期待が低下し、為替、市場に影響がありました。
同日 小売売上高前月比が発表されました。
前回0.8%、予測0.3%のところ、結果0.4%でした。
小売売上高前月比は、小売業の売上高が前月に比べてどれだけ変動したかを示します。この指標は、米国経済の消費動向を把握するために非常に重要とされています。
それでは為替ドル円を確認します。
先週152.5円台から、一時156.7円台までドル高になり、現在154.2円台になっています。
昨日FX界隈で話題となった、ポンド円は週末のポンド安で急落しています。
続けて株式市場の状況を見ていきます。
続けて株式市場の状況を見ていきます。
株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、
先週62のグリードを示していたインデックスは、
現在51のニュートラルとなり、最近の欲が強まっていた傾向が落ち着きました。
次にフィア&グリードインデックスの構成指標をいくつか確認します。
S&P500から見るマーケットモメンタムは、先週のエクストリームグリードから、現在ニュートラルになりました。
125日移動平均線に近づきましたが、まだ高い水準を維持しているように見えます。
プットコールレシオは、先週0.67でグリードから、現在0.69でグリードとなりました。
買うためのコールオプションの方が多く、将来株価が上昇する予測が高いようです。
VIX:ボラティリティインデックスを見てみると、恐怖指数は
先週14.88ポイントのニュートラルから、
現在16.14ポイントでニュートラルが維持されたものの、恐怖感は高まりました。
セーフ ヘブンデマンドは、
先週3.64%でグリードから、
現在2.33%でグリードへ、若干恐怖感が強まりました。
イールドカーブは、先週の0.04から、現在0.12に最近の0に近づく傾向から、少し反転したように見えます。
今週の動きと市場のセンチメントをまとめると、大統領選が一息ついて、少し方向性に迷っている雰囲気の中、状況は総じて中立的と言えます。
フェドウォッチツールを確認します。年内最後の12月18日には、1段階の利下げが主な予測で金利は425-450bpとなっています。
先週と比較すると、現状維持の予測割合がさらに増えました。
また、350-375bpまでの予測がなくなり、来年末までの予測が375-425bpまでに集約されました。
物価の下がり方が緩やかになり、インフレ再燃懸念もあることから、利下げへの見通しが弱まったようです。
ただ、高金利を維持したままだと、利払による財政悪化も懸念されるため難しい状況になる可能性もあります。
週間主要チャートチェック
それではこれらを踏まえて週間の米国主要チャートを見ていきます。
S&Pは、先週の終値5995ドル台から、今週終値5870ドル台
先週から
-125ドル
-2.1%
でした。
NASDAQは、先週終値21,117ドル台から、今週終値20,394ドル台で引けました。
先週から
-723ドル
-3.4%
でした。
日経225は、先週終値39,500円台から、今週終値38,642円台で引けました。
インド ニフティ50は、先週終値285ドル台から、今週終値278ドル台で引けました。
シンセン総合指数は、先週終値1,562ドル台から今週終値1,486ドル台で引けました。
ゴールドは、先週2,684ドル台から、現在2,562ドル台となっています。
ビットコインは先週、1,173万円台から現在、1,428万円台になっています。
長期米国債ETFのEDVは、先週73ドル台から、今週70.8ドル台で引けました。
ニュースチェック
続いてニュースチェックです。
15日 ブルームバーグ、
「トランプ氏、バーガム氏の内務長官起用とエネルギー会議新設を発表」という見出しによると、
「国家エネルギー会議」のトップにバーガム氏起用する意向を表明
発電所・自動車規制撤廃などトランプ氏掲げる計画実行任される
とのこと。また、
バーガム氏は、バイデン政権時代に導入された発電所・自動車関連規制の撤廃や国内の石油掘削拡大、多くの発電所建設など、トランプ氏が掲げる計画の実行を任されることになるとのことです。
16日 ブルームバーグ、
「ボストン連銀総裁、インフレ率は2%に向かう強い軌道にある」
という見出しによると、
新たな物価上昇圧力は見られない-総裁が記者団に対し語る。
住居費のインフレ、解消されるまでしばらく時間かかる可能性ある。
とのこと。
また新たな物価上昇圧力は見られないと述べるとともに、コア価格を押し上げている住居費のインフレが解消されるまでしばらく時間がかかる可能性があるとの見解をあらためて表明しました。
16日更新 ロイター、
「ウォール街の今週の見通し 選挙による株価上昇が失速し、NVIDIA の業績に注目」
という見出しによると、
その影響力により、NvidiaはS&P 500などの市場ベンチマークに大きな影響力を持つ
米国時間11月20日の決算はハイテク株やAI取引、株式全般に対する市場の需要を測る指標にもなるだろうと投資家らは述べた。
とのこと。
この記事では、市場全体に対するエヌビディア決算の影響と、決算ごとに利益率が徐々に下がっていることにも言及していました。日本時間21日のエヌビディア決算では、その前にリスク回避売りが起こるかもしれませんね。
セクターと個別株チェック
今週のセクターと個別株チェックです
今週のS&P500のヒートマップは、大きいセクターだと、金融セクターが割と無事で、他には公共事業、通信、商業サービスセクターが好調でした。
先週大きく伸ばした、電子テクノロジー、テクノロジーサービスセクターは、成長幅を縮めました。
※動画ではマンデードットコム、シスコ、アリババの決算状況や宇宙関連銘柄についても触れています。
新旧NISA口座公開
新NISA口座は、1週間で+48,493円でした。旧NISA口座は、1週間で+74,870円でした。
新旧NISA口座は、1週間の合計で+123,363円でした。
(※動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)
来週の予定
19日、火曜日に 建設許可件数速報値が発表されます。
前回、1.425ミリオン、予測1.44ミリオンです。
建設許可件数速報値は、米国の新しい建設プロジェクトの許可件数の速報値を示す経済指標であり、住宅市場や建設業の動向を把握するための先行指標とされています。この指標はGDP、雇用、株式市場、不動産市場、金利市場に影響を与えるため、経済の健康状態を理解する上で重要です。
水曜日にエヌビディアの決算があります。
そのほか、火曜日にウォルマート、
水曜日、中国電気自動車のニーオ、イスラエルのコンテナ輸送会社のジム、クラウド上のデータプラットフォームを提供するスノーフレイク、
木曜日に中国のインターネットサービスを提供するバイドゥ
の決算があります。
終わりに
今週はトランプトレードによる上昇が、ひと段落し市場全体では下落方向に進みました。
来週は、
・火 建設許可件数、ウォルマート決算
・木 NVIDIA、NIO、Snowflake決算
・金 バイドゥ決算
があります。
エヌビディアどうなるでしょう。楽しみであり心配です。
皆さんは、この相場、どのように行動しますか?
ぜひコメントくださいね!
それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。
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