
今週42%超上昇!小型モジュール炉の〇〇が好調!中国テック系ETFが底固めから転換!?パランティア決算成功し急増!
動画はこちら。(動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)
あるころうのNISA投資チャンネルです。
決算では、やっぱりパランティアすごかったですよね!
いつもの注目テーマのいくつかの銘柄も急騰している銘柄がありました。
また、ディープシーク以来、中国テックも再注目され、テック系ETFを改めてチェックしてみました。
経済指標とセンチメントチェック
いつものニュースチェック前に、ざっくり中国テック系ETFを見ていきます。これは、中国テック系ETFのチャートを1ヶ月チャートで示したものです。DeepSeekの話題をきっかけに中国テック系が復活するのかどうか期待が高まっています。

1月中旬から全体的に上昇していき、中国版ナスダックのCQQQは、+13.34%となっています。

上から、ティッカーKWEBのKraneShares CSI China Internet ETF。これは、米国クレイン ファンド アドバイザーズ が提供するETFブランドで中国市場に特化したETFを複数運営しています。
ティッカーCQQQ、Invesco China Technology ETF。
ティッカー2628 iFreeETF 中国科創板50。これは上海証券の科創板市場に上場する代表的な50銘柄のETFです。
ティッカーEMQQ The Emerging Markets Internet ETF を取り上げました。
5つの取り上げた銘柄の構成銘柄数は49社から114社で、上位銘柄は、テンセント・アリババ・ビリビリ・バイドゥが入っており、今週パフォーマンスが良かった、CQQQは、構成銘柄数がこの中では一番多い114銘柄で分散されていました。

5年チャートで見ると底値を探っている状況に見えますが、短期的にはディープシークをきっかけにした上昇転換、中期的にはトランプ氏の関税による景気への悪影響も考えられ、興味はあるけど、難しい局面というところですね。

8日 ブルームバーグ「石破首相、対米投資1兆ドル-「日鉄は買収でなく投資」とトランプ氏」という見出しによると、
・日鉄のUSスチール買収計画について、日鉄は「USスチールを所有するのでなく、同社に大規模な投資を行うことで合意した」と述べた。
・相互関税について、トランプ氏は、「相互関税については来週発表する。他国と同等に扱われるようにするためだ。米国はそれ以上もそれ以下も望んでいない」と説明した。
・日米同盟について、外務省の発表で「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて緊密(きんみつ)に協力し、日米同盟を新たな高みに引き上げていくことを確認した。
・地域情勢について、両首脳は台湾海峡の平和と安定の重要性を強調。トランプ氏は会見で、米国は北朝鮮と金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記と関係を持つだろうと述べた。
・産業分野について、両首脳は人工知能(AI)や量子コンピューティング、先端半導体などの重要分野の開発で世界をけん引するための協力を追求することを確認した。
・
天然ガスについて、トランプ氏は「互恵的(ごけいてき)な方法で米国産LNGの日本への輸出を増やすなど、両国間のエネルギー安全保障強化に向けて協力することを確認した」とした。
など、気になる関税に関する具体的なことは不透明なままでしたが、来週何らかの動きがありそうです。
続いて今週の経済カレンダーの重要な指標を見ていきます。

4日 火曜日 ISM製造業購買担当者指数が発表されました。
前回49.2、予測49.8のところ、結果50.9でした。
ISM製造業購買担当者指数は、2022年の秋以降ずっと50を切っていて、2024年春に一瞬50にタッチしたものの続きませんでしたが、今回はかなり久しぶりにしっかりと50を超えましたね。
5日水曜日に ジョルツ ジョブオープニングスの発表がありました。
前回8.156ミリオンです。現在予測8ミリオン、結果7.6ミリオンでした。
歴史的平均は、6~7ミリオンで、これまでは若干過熱感があり、それが少し冷えてきたということを示しています。
6日木曜日は、ISMサービス業、購買担当者指数が発表されました。
前回54、今回予測54.3のところ、結果52.8でした。
7日 金曜日は、非農業部門雇用者数が発表されました。
前回307,000人、予測170,000人のところ、結果143,000人でした。

今回の非農業部門雇用者数は、7日ブルームバーグの
「米雇用者数、予想以上に鈍化-年次改定での下押しは推計より小幅」
という見出しの記事でも取り上げられ、
今回の結果は、雇用者数が減速しながらも依然健全な労働市場が、インフレ圧力を高めることなく経済を推進し続けており、FOMCが追加利下げを急がない姿勢が正しいとしています。

同日、失業率が発表されました。前回4.1%、予測4.1%のところ、結果4%でした。
さらに低下しましたね。
8日土曜日、ミシガン消費者信頼感指数・速報値が発表されました。
前回71.1、予測71.1のところ、結果67.8でした。
最近は100を切っており、信頼感の回復傾向が後退しました。

8日ブルームバーグ「米消費者マインド7カ月ぶり低水準、短期インフレ期待は大幅上昇」という見出しによると、関税への懸念から短期インフレ期待が急上昇し、物価上昇による個人消費が圧迫される可能性が高まっています。

続けて株式市場の状況を見ていきます。
株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、先週46のニュートラルを示していたインデックスは、現在39のフィアとなりました。

イールドカーブはプラス圏で、先週の0.36から、現在0.20で、若干低下しました。

米国債の長・短金利を示したチャートです。
青線が10年物利回り、赤線が2年物利回り、白線が政策金利を表しています。
昨年末から今年1月中旬にかけて10年物利回りは上昇しピークに達しましたが、直近では低下しています。この低下の傾きが青線の10年もの利回りの方が大きいため、イールドカーブが低下しました。

経済指標は、非農業部門雇用者数の減少幅が大きく、投資家心理が全体的に悪化、将来を期待する長期金利が低下しイールドカーブが下がり総じて市場は、恐怖感に覆われているようです。

フェドウォッチツールを確認します。前回の状況からFOMCを経て、今年7月30日のFOMCまでの予測の過半を占めている部分は変わりないものの、全体的に予測が現状維持に傾いています。
9月17日から今年の年末までの予測は、二段階の利下げ予測から、400-425bpの一段階の利下げを維持する予測が過半を占める状況に変化しました。

それでは為替ドル円を確認します。先週155.1円台から、現在151.3円台、
何気にすごく円高が進みましたね。約2.4%下がっています。
週間主要チャートチェック
それではこれらを踏まえて週間の米国主要チャートを見ていきます。

S&P500は、先週末6,040ドル台から、今週終値6,025ドル台
-15ドル
-0.25%
で引けました。

NASDAQ100は先週末21,478ドル台から、今週終値21,491ドル台
+13ドル
+0.06%
で引けました。

主要チャートの先週末の終値から1週間の上昇率を確認していきます。
今週は
ゴールドが+2.12%
長期国債ETFのEDVが+1.28%
と好調でした。

FANG+と、NASDAQ100の3倍レバレッジ指数TQQQ、フィラデルフィア半導体指数のソックスでは、FANG+が0.44%の成長でした。
セクターと個別株チェック
今週のセクターと個別株チェックです

今週決算のグーグル、アマゾンを含む、シェアの大きいマイクロソフト、アップル、テスラが大きく下落し、耐久消費財、エネルギー鉱物、医療サービスセクターはセクターごと不調でした。
(※動画ではパランティア決算、量子コンピューティング銘柄・宇宙関連銘柄、仮想通貨について取り上げています)
新旧NISA口座公開

新NISA口座は、1週間で-58,892円でした。旧NISA口座は、1週間で-112,495円でした。
新旧NISA口座は、1週間の合計で-171,387円でした。
今週は為替の影響もありますね。
(※動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)
来週の予定

12日水曜日~13日木曜日に パウエル議長の証言があります。
雇用市場やインフレに対するコメント、金利への言及が注目されます。
同日にCPI消費者物価指数、コアCPIが発表されます。
コアCPI前年比は、前回3.2%、予測未定です。
13日 木曜日は、PPI「生産者物価指数(前月比)」が発表されます。
前回0.2%、予測は、0.2%です。
14日金曜日小売売上高前月比が発表されます。
前回0.4%、予測は0%です。
続いてアーニングス ウィスパーズで決算予定をチェックします。
・月曜日 マンデイドットコム
・火曜日 ショッピファイ、スーパーマイクロ
・水曜日 レディット、ロビンフッド
・金曜日 モデルナ
の決算があります。
終わりに
今週はS&P500ではパッとしない展開でした。先週のコアPCEは横ばい、今週の失業率は低下し、FRBとしてはコントロールは申し分ない状況でしょうか。
皆さんは、この相場、どのように行動しますか?
ぜひコメントくださいね!
それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。
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