米国株運用を中心とした運用ブログ

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今、伸びている国・銘柄を徹底理解!!世界の主要アセットを網羅的に徹底比較!!米国株暴落するの?NISA脱落!?米国・トランプ大丈夫?

動画はこちら。(動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

あるころうのNISA投資チャンネルです。

今回は動画の冒頭で米国の株式市場の不調と、不透明感が続く中、他の投資先として世界の主要アセットについて見ていきたいと思います。
主要アセットとして、米国を含めた主要国の指数、米国債権、ゴールド、石油等のコモディティ、不動産ETF、仮想通貨などを複数 時系列で比較しています。

ニュースチェック

続いてニュースチェックです。

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3月1日 ブルームバーグ「米ウクライナ首脳会談は決裂、資源取引で署名至らず-激しい口論の末」という見出しによると、
トランプ氏はゼレンスキー氏を強く批判、「あなたにカードはない」
ゼレンスキー氏は、「取引案はロシアの侵略抑止に十分だとは思わない」と譲らない状況となり、米・ウクライナ首脳会談が決裂してしまいました。
これが日本において、北方領土や北海道から攻められてきていたと仮定すると、米国の支援を受けるのに何を差し出す必要があるのでしょうか。

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3月1日 ブルームバーグ「【米国市況】株は上昇、米ウクライナ会談で動揺後に反転-151円接近」という見出しによると、
会談後に動揺があったもののPCEの発表後に、インフレの抑制が成功していることを確認し、S&P500は、金曜日に+1.64%の上昇をみせました。

経済指標とセンチメントチェック

続けて経済指標とセンチメントチェックをしていきましょう。

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7日木曜日「耐久財受注高の前月比」が発表されました。
前回-1.8%、予測2.0%のところ、結果3.1%でした。

同日「GDP成長率第2四半期」の発表もありました。
前回3.1%、予測2.3%のところ、結果2.3%でした。

28日金曜日 重要なインフレ指標の「コアPCE前月比」が発表されました。
前回0.2%、予測0.3%のところ、結果0.3%でした。
前月比は若干上昇したものの、コアPCE前年比は、先月2.9%から、予想、結果ともに2.6%で一致、目標値2.0%に近づきました。
今回のPCEは、2021年の早期以来の低い伸び率で、自動車などの支出の減少、寒波などの影響と言われています。

個人消費前月比も発表されました
前回0.8%、予測0.1%のところ、結果-0.2%でした。

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続けて株式市場の状況を見ていきます。
株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、
先週35のフィアを示していたインデックスは、一時的に19をマークし、現在20のエクストリームフィアとなりました。

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今週の動きと市場のセンチメントをまとめると、市場の雰囲気は、NVIDIAの決算が悪くなかった結果を見せたにもかかわらず、恐怖感に覆われ続けています。
一部銘柄に牽引された指数全体の割高感による高所恐怖症からくる恐怖だけでなく、トランプ政権による不透明感の上昇、景気の悪化の予感など、投資家心理は悪化し、市場は総じて恐怖感が強まっているといえます。一方反発の兆候も見られ、集中力を求められる状況でもあります。

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フェドウォッチツールを確認します。現在から最初の利下げタイミングの予測は6月18日が多くを占めていることは変わりませんが、その傾向が強まりました。また、もう1段階の利下げ予測が過半となるのは、先週は2026年10月開催のFOMCでしたが、今回、2025年9月まで早まりました。
インフレ懸念よりも不況の恐怖や不透明さによる経済への悪影響が懸念されているようです。

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それでは為替ドル円を確認します。
先週149.2円台から、一時148円台まで円高に進み、150.6円台になっています。

週間主要チャートチェック

それではこれらを踏まえて週間の米国主要チャートを見ていきます。

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S&P500は、先週末6,013ドル台から、今週終値5,954ドル台
-68ドル
-1.13%
で引けました。

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NASDAQ100は先週末21,614ドル台から、今週終値20,884ドル台
-730ドル
-3.38%
で引けました。

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主要チャートの先週末の終値から1週間の上昇率を確認していきます。

今週は長期国債ETFのEDVが+5.05%、ダウは+0.57%、他の主要指数は全てマイナスとなっています。
物価の低下で利下げが現実的になれば、国債に資金が流入するかもしれませんね。

日経225、2559オールカントリー、インドNifty50指数、399001中国シンセン総合指数では、今週は、どの指数も下落しました。

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FANG+は-3.77%、SOX指数は-7.2%、TQQQは-10.45%で、先週同様FANG+勢やレバナス勢は厳しい1週間だったと思います。

セクターと個別株チェック

今週のセクターと個別株チェックです

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S&P500ヒートマップは、電子テクノロジー、テクノロジーサービスがセクターごと下落しました。特にシェアの大きいマグニフィセントセブンが大幅に下落し、決算のあったNVIDIAは二桁下落、テスラは、耐久消費財セクターのシェアを入れ替えるほどの下落でした。ヘルスケアテクノロジー、非耐久消費財、公共事業、商業サービス、医療サービスが比較的好調なセクターでした。
(※動画ではNVIDIA、スノーフレーク決算、小型モジュール炉、量子コンピューティング銘柄・宇宙関連銘柄、仮想通貨について取り上げています)

新旧NISA口座公開

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新NISA口座は、1週間で-269,602円でした。旧NISA口座は、1週間で-149,154円でした。
新旧NISA口座は、1週間の合計で-418,756円でした。

(※動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

来週の予定

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3月4日火曜日 ISM製造業購買担当者指数
が発表されます
前回50.9、予測50.8です。

6日木曜日は、
ISMサービス業、購買担当者指数が発表されます。
前回 52.8、今回予測53 で、好調の基準である50を超え、上昇が予測されています。

7日、金曜日は、
非農業部門雇用者数が発表されます。
前回143,000人、予測133,000人で減少予定です。

同日、失業率が発表されます。
前回4%、予測4%です。

8日、土曜日は、
パウエル議長のスピーチがあります
コアPCE、失業率の発表をもって、どのような見解を述べられるか注目です。

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続いてアーニングス ウィスパーズで決算予定をチェックします。
・月曜日 ニュースケールパワー
・火曜日 クラウドストライク
・水曜日 マーベル、リゲッティ、モンゴディービー
・木曜日 ブロードコム、コストコ
の決算があります。

終わりに

NVIDIAの決算、怖かったですね。
リアルタイムの体感は、時間差下落のような感触でした。

皆さんは、この相場、どのように行動しますか?
ぜひコメントくださいね!

それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。
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