米国株運用を中心とした運用ブログ

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トランプパニックで光る欧州ビック4軍需防衛銘柄!暴騰60%超!経済指標とFRBの政策決定の関係性についても、チャートで解説します!(3/3-3/8)

動画はこちら。(動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

あるころうのNISA投資チャンネルです。

今週もトランプ大統領に振り回されている市場の中で、急拡大している銘柄もありました。先週は世界の主要アセットを見ましたが、今週は欧州の軍需銘柄に焦点を当て特集してみたいと思います。

動画の最初にビッグ4の軍需銘柄について解説しています。

ニュースチェック

ニュースチェックです。

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3月8日 ブルームバーグ、「トランプ・プットへの期待しぼむ-関税方針の二転三転に市場動揺」という見出しによると、
トランプ氏の発言として
• トランプ大統領は3月6日、株価急落について「私は株式市場に目を向けてすらいない」と発言。
• メキシコ・カナダへの関税方針の変更とウォール街の不安との関連を否定。
• 「グローバリスト」の影響と非難し、市場の混乱を自身の政策とは無関係と主張。
しているとのこと、
 市場が抱える2つの懸念として、
一つは、株式市場と経済を犠牲にする可能性について、
 - トランプ氏は1期目には株価を成功のバロメーターとしていたが、現在は「米国例外主義」の実現を優先し、株価を気にしない姿勢。とのこと。
もう一つは、関税政策の不透明性について
 - 48時間で方針が変わる状況では、投資家は「最悪の事態に備えるしかない」。
とのことで、不安が高まっています。

経済指標とセンチメントチェック

続けて経済指標とセンチメントチェックをしていきましょう。

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3月4日火曜日 ISM製造業購買担当者指数が発表されました。
前回50.9、予測50.5のところ、結果50.3でした。

6日木曜日は、ISMサービス業、購買担当者指数が発表されました。
前回 52.8、今回予測52.6のところ、結果53.5でした。

7日、金曜日は、非農業部門雇用者数が発表されました。
前回12.5万人、予測16万人のところ、結果15.1万人でした。

同日、失業率が発表されました。
前回4%、予測4%のところ、結果4.1%でした。

8日土曜日は、パウエル議長のスピーチがありました。
失業率は悪くなく、パウエル議長は、インフレ率の低下に関しては、進展の継続を見込んでいるとしつつ、その道筋は起伏の多いものになるとの見通しを示しました。

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続けて株式市場の状況を見ていきます。
株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、
先週20のエクストリームフィアを示していたインデックスは、
一時的に17をマークし、現在20のエクストリームフィアとなりました。

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イールドカーブはプラス圏で、先週の0.25から、現在0.33と、若干上昇しました。

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米国債の長・短金利を示したチャートです。
青線が10年物利回り、赤線が2年物利回り、白線が政策金利フェデラルファンズレートを表しています。
先週まで長短金利はともに下がっていきましたが、今週10年債の利回りが上昇し、これによりイールドカーブが若干上昇しました。

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総じて、市場は恐怖に覆われており、Xでは退場挨拶がちらほら見られるようになりました。
新NISAでは、割安で1800万円を埋められたほうがお得なので、開始から5年間は恐怖市場の方が将来的に良い状況と思い握力を高めています。ちょうどトランプ大統領の任期が終わる4年後に、大転換で株価上昇したらいいですね。

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フェドウォッチツールを確認します。現在から最初の利下げタイミングの予測は先週、6月18日が多くを占めていましたが、前倒しの5月7日に予測の傾向が変わりました。
また、もう1段階の利下げ予測が過半となるのは、先週は2026年9月17日でしたが、7月30日まで早まりました。
インフレ懸念よりも不況の恐怖や不透明さによる経済への悪影響が懸念されているようです。

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それでは為替ドル円を確認します。
先週150.6円台から現在148.0円台になっています。為替だけで、-1.73%です。

週間主要チャートチェック

それではこれらを踏まえて週間の米国主要チャートを見ていきます。

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S&P500は、先週末5,954ドル台から、今週終値5,770ドル台
-184ドル
-3.09%
で引けました。

セクターと個別株チェック

今週のセクターと個別株チェックです

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シェアの大きいアップルとマイクロソフトがなんとか、マイナスにならずにとどまり、Googleがプラス3%と好調でした。エヌビディア、メタ、アマゾンはだいぶ不調で、金融と小売業はセクターごと不調ですね。リリーとテスラも良くないです。
ただ、電子テクノロジー、テクノロジーサービスは先週の全面真っ赤な状態から脱した雰囲気も見られます
(※動画ではリゲッティ決算、量子コンピューティング銘柄・宇宙関連銘柄、仮想通貨について取り上げています)

新旧NISA口座公開

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新NISA口座は、1週間で-149,770円でした。旧NISA口座は、1週間で-105,988円でした。
新旧NISA口座は、1週間の合計で-255,758円でした。

(※動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)

来週の予定

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11日火曜日にジョルツ ジョブオープニングスの発表があります。
前回7.6ミリオンです。現在予測 未定です。

12日水曜日にCPI消費者物価指数、コアCPIが発表されます。
コアCPI前年比は、前回3.3%、予測3.2%です

13日 木曜日は、PPI「生産者物価指数(前月比)」が発表されます。
前回0.4%、予測は、0.3%です。

14日金曜日、ミシガン消費者信頼感指数・速報値が発表されます。
前回64.7、予測64です。

続いてアーニングス ウィスパーズで決算予定をチェックします。
・月曜日 レッドワイヤー
・木曜日 ディーウェーブ
の決算があります。

終わりに

先週よりも酷くないとしても、今週も下落幅がまあまあでしたね。

皆さんは、この相場、どのように行動しますか?
ぜひコメントくださいね!

それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。
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