
ゴールデンクロス来た!株価急上昇!注目セクターが2桁%アップ!次に狙うべき銘柄は?インドに動きあり!(5/12-5/18)
動画はこちら。(動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)
あるころうのNISA投資チャンネルです。
ついにゴールデンクロス出ましたね!
先週取り上げたセクターも二桁%上昇したものが多かったです
トランプ氏の動向も、中国から中東、インドへとどんどん移っていき、それぞれがどんな取り決めになるのか、注目されています。この辺りも見ていきます。
ニュースチェック
まずはニュースチェックです。

5月17日 ブルームバーグ「米格付け、最上位からムーディーズが引き下げ-「安全資産」に逆風」によると、
米国債の長期発行体格付け(はっこうたい?)と無担保優先債格付けをダブルAクラスに引き下げた、
とのことで、世界一の経済大国がトリプルA格付けを失いました。これは、単なる債権の価値が下がっただけでなく、米国の債務と財政赤字の急増で政府の信用が下がっていることを意味しているため、投資先として信用にも関わります。

5月16日 ブルームバーグ「トランプ大統領、米国に「驚異的」な投資が戻ってくると見込む」によると、
中東歴訪中(れきほうちゅう)のトランプ米大統領は16日、「驚異的」な投資が米国に戻ってくると見込んでいると語った。
トランプ氏はUAE:アラブ首長国連邦のカスルアルワタンで、石油・ガス施設に「記録的なペース」で許可を与えることにも言及した。
一方、ベッセント財務長官も、FDI:対米直接投資誘致やパートナーとの関係強化の点で今回の歴訪は「驚異的」だとの認識を示した。
とのことで、
5月15日 ブルームバーグによると、
トランプ米大統領がカタールとの総額2435億ドル(約35兆6600億円)を超える取引を成立させ、1兆2000億ドル規模の経済的取り決めに向けた基盤を築いたと発表した。
とのことでした。

17日ブルームバーグ「インドが対米関税100%削減の用意、トランプ氏言及-”合意急がず”」によると、トランプ大統領は、米国製品の輸出を妨げる障壁の削減を求める国として、インドを例に挙げ、「彼らはビジネスを行うことをほぼ不可能にしている。インドが米国への関税を100%削減する用意があると知っているか」とFOXニュースのインタビューで語ったとのこと。
トランプ大統領との交渉の難しさが現れている内容ですね。
経済指標とセンチメントチェック
続けて経済指標とセンチメントチェックをしていきましょう。

13日火曜日に CPI消費者物価指数、コアCPIが発表されました。
コアCPI前月比は、前回0.1%、予測0.3%のところ、結果0.2%。
CPI前月比は、前回-0.1%、予測0.3%のところ結果0.2%でした。
15日木曜日は、PPI「生産者物価指数(前月比)」が発表されました。
前回0%、予測0.2%のところ、結果-0.5%でした。
同日 小売売上高前月比が発表されました。
前回1.7%、予測は0%のところ、結果0.1%でした。
16日金曜日 建設許可件数速報値が発表されました。
前回、148.1万件、予測145万件のところ、結果141.2万件でした。
同日 住宅着工件数が発表されました。
前回、133.9万件、予測137万件のところ、136.1万件でした。
予想に届かなかったものの上昇し、集合住宅が上向き一戸建てが減少したようです。
同日、ミシガン消費者信頼感指数・速報値が発表されました。
前回52.2、予測53.4のところ、結果50.8でした。
続けて株式市場の状況を見ていきます。

株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、
株式市場の心理を示すCNNのフィア & グリードインデックスでは、
先週62のグリードを示していたインデックスは、
現在71のグリードとさらに上昇しました。

イールドカーブはプラス圏で、先週の0.49から、現在0.45に低下しました。

経済指標の状況は織り込み済みで、市場は強欲さを増し株価は上昇しています。しかし、トランプ大統領の発言、中国との関係性や現在はインドとの関係性に注目が集まり、これらの状況によって上にも下にも変化がありそうです。

フェドウォッチツールを確認します。
次の利下げ予測が後退し、9月17日になりました。2段階の利下げ予測も、10月から12月10日に後退しました。トランプ氏の利下げ圧力よりも、現状利下げの必要性より、インフレへの警戒が強いです。

それでは為替ドル円を確認します。
先週145.3円台から一時149円近くまで上昇し、現在145.6円台
+0.3円
+0.2%でした。
週間主要チャートチェック
それではこれらを踏まえて週間の米国主要チャートを見ていきます。

S&P500は、先週末5,659ドル台から今週終値5,958ドル台
+299ドル
+5.3%
で引けました。

週足でS&P500チャートを確認すると、21日から200日移動平均線まで全ての全て追い越して上にいます。
そして、週足マックディーがゴールデンクロスしました。

NASDAQ100は先週末20,061ドル台から今週終値、21,427ドル台
+1366ドル
+6.8%
で引けました。

米国の主要株式チャート、ゴールド、長期国債ETF、ビットコインの先週末の終値から1週間の上昇率を確認していきます。
今週は、米国株式市場が強かったですね。ビットコインも1500万円を維持していて、強かったです。
一方、安全資産として機能していたゴールドは、リスクオンの雰囲気では弱まっています。

また、日経225、2559オールカントリー、インドNifty50指数、399001中国シンセン総合指数では、
全てプラスでしたが、インドがトランプ大統領との交渉が始まった期待で、上昇しています。

FANG+と、NASDAQ100の3倍レバレッジ指数TQQQ、フィラデルフィア半導体指数のソックスでは、全て絶好調でしたね。NASDAQ100が強かったので、TQQQは10%超え、ソックスも同じく10%を超えました。

その他、欧州やアジアの各国を代表するインデックスや金、銅、オイル、ガスなどのコモディティ比較の週次の5分足チャートでは、今週は米国株がダントツでした。
比較的好調だったのは、
TSX:カナダ主要株価指数+2.42%
STOXX50:ユーロ圏大型株50銘柄指数+2.2%
WTI:米国産原油先物+1.95%
SMI:スイス主要株価指数
IBOV:ブラジル主要株価指数+1.5%
ほか、ドイツ、ベトナム、イギリスの指数も1%を超えていました。
セクターと個別株チェック
今週のセクターと個別株チェックです

S&P500時価総額の週次パフォーマンスをヒートマップで見ると、医療費補助へのネガティブニュースのためヘルスケアテクノロジー、医療サービスセクターが不調でしたが、シェアの大きいNVIDIA+15.38%、テスラ+20.6%と、大幅の上昇が見られました。
(※動画では量子コンピューティング銘柄、小型原子炉関連銘柄、宇宙関連銘柄についても触れています。)
新旧NISA口座公開

新NISA口座の利益は、1週間で+254,388円でした。旧NISA口座の利益は、1週間で+176,408円円でした。
(※動画では私の投資戦略についてもお話ししています。)
来週の予定
22日 中古住宅販売件数が発表されます。
前回402万件、予測410万件です。
続いてアーニングス ウィスパーズで決算予定をチェックします。
火曜日 中国版ニコニコ動画のナスダック上場銘柄のBILI:ビリビリ、衛星通信サービスで防衛関連のVSAT:バイアサット、
水曜日 SNOW:スノーフレーク
木曜日 ADI:アナログデバイセス
の決算発表があります。
終わりに
今週は結果的に、米中関税の協議は投資家にとって楽観的な反応となりました。こういう時に、長期視点の政府債務や信用低下などの問題を理由に、短期・長期の投資を一緒の戦略で考えると、短期トレードの機会を失ってしまいます。しっかりと、買う前に売るタイミングを決めて、短期トレードでも利益を出していきたいですね。
皆さんは、この相場、どのように行動しますか?
ぜひコメントくださいね!
それでは、私自身は今後も、NISA口座の方針は変えずに、米国株メインの方針で握力を鍛えていきたいと思います。
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